みなさまこんにちは。
今回は前回の予告通り、3/2(日)に行われた岡村梅林梅まつりの様子をレポートしたいと思います。
当日は生憎のお天気となってしまいましたが、美しく咲き誇る梅林の中は、町内の方々はじめ、多くの人でにぎわっていました。
その中で、私が気になったのは、岡村小学校3年生のみなさんによる岡村梅林の梅を使った「梅ジュース・梅ゼリー」の模擬店でした。看板も商品も子どもたちの手作りで、地域と教育機関の連携がうまく形に表れたなんとも微笑ましいものでした。
式次第の解説によると、この「岡村梅林」は、昭和54年(1979)に磯子区内にあった日本発条株式会社が創立40周年記念事業として、この土地の氏神様である岡村天満宮の祭神菅原道真公にあやかり、紅白の梅の木100本を寄贈し、翌年この岡村公園に梅林を開園したことに始まるそうです。さらに平成元年(1989)、磯子区制60周年記念と日本発条株式会社の創立50周年を記念して、梅の木41本とつつじ類を1045本植樹。現在、この梅林の管理運営は平成6年(1994)に岡村西部自治会によって結成された「岡村梅林愛護会」によって行われ、その美しい花々は毎年我々を楽しませてくれています。
久良岐能舞台に勤めて感じたことですが、地域のつながりの希薄化が叫ばれる現代において、この岡村地区の自治会の組織力、活動力は目を見張るものがあると思います。
この梅林を整備管理し、地元民の交流と憩いの場として運営していくためには、確固たる地域の絆がなければ一筋縄ではいかないことだと思いました。
久良岐能舞台も地元のみなさんに負けないように、伝統芸能の普及に併せ、地域文化振興にもさらに貢献していけるよう、邁進していきたいと思いました。
久良岐のこけし
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