2023年5月25日木曜日

「第50回戦没・殉職船員追悼式」

5/24日、横須賀市の観音崎公園で「第50回戦没・殉職船員追悼式」が開かれました。最後に、6万余名の霊を慰め平和を祈る能楽「海霊」を奉納しました。久良岐能舞台、前のオーナー「宮越賢治」船長が第1回からシテを務め、その後観世一門の皆さんが引き継いでおります。

今回は天皇・皇后両陛下が御出席されました。 













2023年5月22日月曜日

また、また、また、またの「日本舞踊早わかり公演Part5」

昨晩からの雨も上がりトラちゃん(赤丸印)直々のお出迎

ちゃっかり、皆さんの見える所におります

”いらっしゃいま〜せ!”

 











開演! まずは村先生のお話し「日本舞踊こそ言葉の芸術だ!」

おもしろ・おかしく...なるほどなるほど

日本舞踊 主任講師  「村尚也」











能舞台はじめての落語です 演目は林家正雀師匠の「紙屑屋」

受けました〜 能舞台が寄席に...能舞台での「笑い」もいいものですね

林家正雀




















続きます 休憩を挟んで日本舞踊を少々...
西崎櫻鼓 「あやめ売り」




















花柳曄沙代 「甲子待」




















最後は 落語「田能久」を落語・義太夫・舞踊にアレンジされた
「シン・田能久」(構成・振付:村尚也  音楽:鶴澤津賀寿

出ました 素晴らしいゲスト 義太夫の登場! ノリがご機嫌です!

竹本越孝  鶴澤津賀寿(人間国宝) 鶴澤賀寿




















物語の始まりは正雀師匠より

(口演) 林家正雀




















山道で田能久さん大蛇と遭遇! 命乞いを

大蛇「西崎絵壬乃」 田能久「坂東鼓登治」(村尚也)



















黒い衣装のオロチシスターズ 「河本葉瑠香 」「都丸明子」




















ここから話はおもしろ・おかしく展開!

田能久さんタヌキと間違えられて色んな化け姿で命乞い




















田能久の名演技、大蛇、大蛇の取り巻きと義太夫の
語り、演奏の駆け引き!どんどん盛り上がりました
鳴り物囃子「立花志十郎」さん、裏方さん(松竹衣裳・峯原 ・田中小道具)
皆さんのサポートで能舞台での新しい試みは大成功でした!!!

ありがとうございました


































田能久は大蛇と遭遇! “お助けくださ〜い”


2023年5月11日木曜日

これはナイショ、秘密の最終情報です!!

☆目の前3メートルで聴く人間国宝の義太夫三味線は大迫力で、しかも美人!! 

鶴澤 津賀寿















☆久良岐能舞台で落語だなんて前代未聞、初めての事件なんです!

林家 正雀












話して踊る二刀流はこの人が元祖だった!?日本舞踊で笑わせるのはこの人だけ!


坂東鼓登治(村尚也)














なんと5回目のアンコール

またまたまたまたの

日本舞踊早わかり公演5



《プログラム》

【第一部】

◇ 決定版のお話 

『日本舞踊こそ言葉の芸術だ』 村尚也

『紙屑屋』落語 林家正雀


【第二部】

◇ 『日本舞踊を少々…』 西崎櫻鼓・花柳曄沙代

◇ 『シン・田能久』

口演=林家正雀

義太夫  語り=竹本越孝

三味線=鶴澤津賀寿

舞踊   旅役者=坂東鼓登治

大蛇の精=西崎絵壬乃 

オロチシスターズ=河本葉瑠香・都丸明子

構成振付=村尚也

作曲=鶴澤津賀寿


◇お問合せ  久良岐能舞台  045-761-3854



2023年4月25日火曜日

春の「のだて」&「喜多流研鑽会」

新緑の中「春の野点」と「喜多流研鑽会」の賑やかな1日です。

一木先生のお弟子さんが立礼卓でお手前、箏と笛の演奏は小鳥たちの囀りを

誘います。100名以上のお客様が区切れよく優雅で心地いい時を過ごされました。

そんな景色の一部をご覧ください!

立礼卓でのお手前

















一木宗貴 先生

















笛 加藤俊彦   箏 横浜㐂八



















































能舞台では喜多流受講生の研鑽会が行われました。
お客様もお茶から研鑽会と賑やかでした。
内田先生を囲んでの集合写真


2023年4月20日木曜日

久良岐の“ ら ん ま ん ”

朝ドラではないのですが、植物に愛情を注いでくれるスタッフさんが能舞台にいます。

来てからもうすぐ一年ですが庭が少しずつ生き返ってきました。

庭園の掃除はスタッフ全員でやってはいますが、もう一つ踏み込んで植物を見ててくれます。

好きな植物は「苔」だそうです。少しずつ増やしています。

いつか久良岐能舞台は苔で皆さんに知れ渡ることを願って続けて参ります。そんな彼女のスナップ写真をご覧ください。写真から愛情を感じます。

ヤマブキ





















福寿草

























シャガ


















ホウチャクソウ


















モミジの花


















苔(コツボゴケ)




















苔の胞子体





















苔(コバノチョウチンゴケ)


















水琴窟のトラちゃん(おまけ)

2023年4月3日月曜日

「宝生流」研鑽会

宝生流シテ方能楽師の「和久荘太郎」先生に習っております

久良岐能楽講座および近郊の生徒さん達の研鑽会です。

先生の生徒に対する熱量を感じ...とても賑やかな会でした。














2023年3月26日日曜日

囃子研鑽会

生誕106年の久良岐能舞台は 今までに、多くの人間国宝....葛野流大鼓方

川崎九淵(きゅうえん)先生1961年没、吉見嘉樹(よしき)先生 1969年没、

亀井俊雄先生 1969年没、幸流小鼓方 小早川靖二先生 1977年没、を育んで参りました。

その思いから囃子はこれからも多くの人が集まる場所へとの願いがあります。


楽器(和・洋楽器)は上達してくれば合奏(アンサンブル)してこそ

楽しみの世界が広がってきます。そして、謡・仕舞と一緒にセッションができれば

さぞ楽しいことでしょう。時代の変化と共にプロ・アマ問わず将来このような

コミュニケーションのできる場所になるよう精進して参ります。


最初は各楽器の受講生に他の楽器の先生方にサポートして頂きました。






















後半は合奏コースの研鑽会です。