2017年5月17日水曜日
目に青葉~と思っていたらもう軽夏
トラちゃん情報
後ろから失礼します。
トラちゃん、変わらず元気です。
尻尾をピンと立てて、ご機嫌で庭園パトロール中。
こういう時のトラちゃんは、自然の本能が復活して警戒の目つきに
なります。獲物を探しているのかもしれません。
久良岐能舞台の庭園は、これから様々な動物や鳥達、虫達で
賑やかな季節を迎えます。
トラちゃんも一段と忙しくなる季節に入ります。
今日は、久良岐能舞台にお出でになったことが無い方のために、
久良岐能舞台のご紹介をさせて頂きます。
久良岐の名称について
まず始めに、久良岐(くらき)という名称ですが、これは古くは
1500年頃には久良岐郡という名称が出ています。
時代によって久良岐郡の範囲は変わりますが、大体の範囲は
現在の横浜市中区、南区、磯子区、金沢区、港南区の一部のようです。
もっと広い範囲に及んでいた時期もあったようです。
明治中期には新しい市町村制度によって変わり、久良岐郡の名称は
次第に使われなくなってきました。
現在では、久良岐公園、久良岐能舞台にのみ使われています。
※もっと詳しいことをご存知の方、コメント欄に御投稿頂けると幸いです。
久良岐能舞台は、交通やや不便な場所にあります。
京急上大岡駅またはJR磯子駅などからバスで笹堀で下車。
徒歩5分程度で門前につきます。
お向かいは藤の木中学校。広い道路から左に少し引っ込んだ打所に
門が見えます。上の写真は今頃の季節です。
門をくぐると、カーブした園路の先に能舞台の建物が見えます。
門を潜るまでの景色とは一変して、様々な緑に満たされた世界。
深い山間にでも入り込んだような景色が広がっています。
市街地とは空気も違います。深呼吸してみて下さい。
木々が発する良い匂いが感じられます。
上の写真は左から来て玄関前の駐車場から玄関を見たところです。
※駐車場は施設管理、関係者用です。
玄関扉の上に掲げてある額です。
宮越記念 久良岐能舞台とあります。
“宮越記念”とは、横浜市民で観世流の能楽愛好家であった
故宮越賢治氏のことで、氏が後に施設を横浜市に寄贈された
ことから通称名としてつけられた名称です。
正式には横浜市能楽堂条例で、横浜市能楽堂(久良岐能舞台)
となっていますが、多くの市民や施設のご利用者は単に、
久良岐能舞台と呼んでいます。
長くなりますので、施設内のご紹介はまた、次号で。
このスタッフブログ花頭窓の掲載内容などについて、
皆様のご意見をお寄せ下さい。
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