2016年12月9日金曜日

久良岐能舞台の紅葉情報

トラちゃん通信

朝日を浴びる今日も元気なトラちゃん


















久良岐能舞台の紅葉情報です。



















今年の秋は短かったのでしょうか。
11月半ばから始まった紅葉が、一昨日の北風の強風でもう終わりそうです。
もみじの仲間はほとんど散ってしまいました。
残っているのは黄色く色づいている椎の木の仲間くらい。































どんどん色が抜けて白っぽくなっています。

毎日、庭園中に落葉がいっぱい。
きれいに掃き掃除する端から、そよっと吹いた風でまた ぱらぱら っと


紅葉の終わり、落葉との戦いです。

2016年11月28日月曜日

久良岐能舞台の庭園は紅葉まっさかり!

トラちゃん通信

《紅葉を愛でる凛々しいトラちゃん》

















ここ数年、地球温暖化のせいか、紅葉が遅くなる傾向が見られましたが、
今年は11月としては56年ぶりの寒気などの影響でしょうか、
久良岐能舞台の庭園の紅葉が1週間くらい早まった感じがします。
















門前のもみじは1本が既に盛りを過ぎた感じ、もう1本はこれからが盛りの感じ。
でも門の屋根瓦につもる落葉を見ると、秋が進んだなぁ~と感じます。




























中の池に映えるオオモミジ(ピンクに写っていますが真っ赤です)

















散った落ち葉のじゅうたん。





















未だこれから紅葉する樹もあります。
12月10日ころまでは紅葉狩りが楽しめると思います。

皆様どうぞお友達、ご家族で久良岐能舞台の庭園にお越し下さい。
(市の公園ですから料金はいりません)
ついでに能舞台をひと目ご覧になってはいかがでしょう。
(舞台利用中でご覧いただけない場合もあります。その際はゴメンナサイ。)

2016年11月24日木曜日

54年ぶりの雪だそうで・・・

トラちゃん通信




















久良岐能舞台の庭園は紅葉真っ盛り!!

なのに今日は突然の雪!!! になりました。
11月に横浜で雪が降ったのは54年ぶりらしいです。
紅くなった紅葉に雪がついて・・・寒いです。
それでもトラちゃんは玄関前の定位置の籠の中で今日も元気です。

冬毛に代わりつつあるので、全体に太ったように見えますが、
フワフワ・モコモコです。


久良岐能舞台では、1月に能鑑賞の初心者向けの能楽公演を開催します。
楽しみやすい能と狂言を上演します。




















今回の上演曲は、
能 花月 (かげつ) と、狂言 昆布売 (こぶうり)です。

公演当日は最初に丁寧な解説がありますから、能鑑賞は
初めての方でも安心してご参加頂けます。

もっと詳しく花月のこと、能のことをお知りになりたい方のため、
12月18日に事前ワークショップを開催します。
こちらでは、花月のシテ(主人公)を勤める能楽師、和久荘太郎師
と、能楽の専門研究者である武蔵野大学文学部教授 三浦裕子先生
が講師となって、花月を学びます。

未だお席に余裕があります。
どうぞご参加ください。


久良岐の支配人からご案内でした。


2016年11月10日木曜日

第10回久良岐まつり

トラちゃん通信
 
暑い夏の次はうんと長い秋の長雨、その次は急に涼しくなった晩秋のような秋。
寒いのが嫌いなトラちゃんも自分の巣にこもっている時間が長くなったようです。
でも元気です・・・。

昼間の居場所<かご>の中で毛布にくるまってホッコリ


















さて、恒例の久良岐まつりが10月15日・16日・30日の3日間のプレ久良岐まつり、
10月22・23日が本番の久良岐まつりとして開催され、大勢のお客様で賑わいました。
10月22日 第10回久良岐まつり開会式の様子
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
天気は曇り、暑くも寒くもない天気に恵まれました。
庭園の仮設舞台ではお祭に付き物の獅子舞を始め、色々な出し物が続き、
また、舞台に並んだ屋台ではおいしい食べ物が盛りだくさん。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
子供も大人も一番人気はつき立てのおもち。
何時間も長い行列ができて、餅つきの自治会メンバーは休むヒマなし。
 
 
一方、午後からの能舞台では、横浜童謡協会主催のコンサート。
第1部ではクラシックの歌手が歌う童謡に合わせて、森の子クラブの子供達のダンス・・・。
とっても可愛らしい、でも良く練習されたすてきな踊りでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
席から溢れて立ち見の方が大勢になるほど人気だったコンサート。盛大な拍手が続きました。
 
 
第2部では、引き続き横浜童謡協会の歌手たちによるコンサート。
こちらは子供はいません。童謡と日本歌曲のコンサートでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
能舞台でコンサート。
でも中々素敵な催しでした。
 
久良岐まつりは沢山の催しが行われています。
1回ではご報告ができないので、10月23日の催しや、プレ久良岐まつりの様子は、
次の更新でご報告したいと思います。
 
久良岐の支配人でした。

2016年10月12日水曜日

「久良岐まつり本イベント”童謡とダンスのコンサート”リハーサル風景」(超かわいいー!)

久良岐の山男です。今年も当久良岐能舞台のメインイベント「久良岐まつり」が近づいてきました。[早や10回目を迎え10月22日(土)、23日(日)の2日間行われます。] 支配人さんのプレイベント案内に続き、さる9日に行われた10月22日(土)に開催の「童謡とダンスのコンサート」のリハーサルの報告です。
この催しは、まつりの2日間で行われる能舞台催事を1日目は近隣の「市民」の方に開放しようという趣旨で数年前から実施しているものです。今回は「歌で綴る美しい日本の四季」として1部「童謡とダンスのコンサート」(無料)、2部「童謡と日本歌曲コンサート」(有料)を実施することとなりました。





 
3連休の中日となる9日(日)の夕方5時過ぎには、当久良岐能舞台は保護者に連れられた近隣の児童達(森の子クラブ)が続々と集まり熱気に包まれました。その数は約20人(全て女子児童)、保護者、指導の先生方含め約48人。(普段は利用者の平均年齢は70歳位?しょうか。その差60歳!)
最初は準備運動が始まりました。びっくりしたのは、全員が両足を畳の上に水平つけることができることでした。(バレリーナのようで、普段の稽古を積んでいることがそれだけで分かります)
準備運動が終わると、皆それぞれの衣装を着け始めぴったりと決まった姿に、周りは一挙に華やかな雰囲気に変わりました。
演奏と歌の先生方もスタンバイでいよいよリハーサルの始まりです。「かわいい魚屋さん」「茶摘み」「羽衣」「俵はごろごろ」「見てござる」ほか山男達には懐かしい童謡の生演奏と歌(ソプラノ等)に乗って生き生きとダンスする児童はまるで、人形が動き出しているようで見ている者をびっくりさせるものでした。この日まで相当な稽古を積んだものと思います。どのダンスもそのまま本番といっていい位出来上がっていました。「超かわいいー!」と思わず隣で見ていた久良岐の支配人(当館の館長)とも頷き合いま  した。そして最後は全員で「故郷」を合唱してリハーサルは終了となりました。


この催しは、可愛いだけでなく、生演奏、歌に合わせて一糸の乱れもなく(?)ダンスする高度な内容のものとなっています。同世代はもとより、親御さん、孫を持つ年齢の方にもすごく楽しめるとの印象を持ちました。どうか皆様奮ってご来場下さい。そして当日の2部「童謡と日本歌曲コンサート」と翌日(23日)の「狂言道場」(14時開演)にも足をお運び頂き、今年の「久良岐まつり」をたっぷりとお楽しみ頂くようご案内申し上げます。(野外では例年通り町内会主催の模擬店、仮設舞台での発表会が行われます。こちらにもお立ちより下さい)                         以上

もうすぐ久良岐まつり!

トラちゃん通信












もうすぐ久良岐まつり!
10年目を迎える久良岐まつり。
最初は、10月15日(土)の久良岐能楽講座受講生研鑽会。
謡、仕舞、囃子、舞囃子など、多彩な発表が行われます。
10月16日(日)は久良岐日本舞踊基礎講座発表会。
日本舞踊を学んでいる方々による発表会です。
15日は午後1時30分から4時ごろまで。
16日は午後2時から4時ごろまで。
いずれも入場無料です。






















聴きどころ、見どころ満載のイベントです。
是非お越しください。


続いて10月22日(土)と23日(日)は第10回久良岐まつりの
本番です。
















こちらはまた、来週お知らせします。
どうぞお楽しみに。



2016年8月30日火曜日

今週のトラちゃん情報


台風の被害を心配しましたが、横浜はどうやら大丈夫なようです。
久良岐能舞台の周りには、上・中・下の3つの池がありますが、
このところの雨で水位が少し上がり、多分、池の鯉達は喜んでいると思います。

 

久良岐能舞台では、9月、10月と主催事業が目白押しです。
93()には、久良岐能舞台所蔵の能装束公開展示と新鋭能面作家 新井達也師の
展示、講演があります。開演は午後2時です。参加料は2,000円です。

 

925日(日)には、舞・囃子コンサートと題して、能の音楽、能楽囃子の演奏や
謡の体験、仕舞や舞囃子の鑑賞などが、丁寧な解説付きで楽しめます。
このコンサートは、今年の横浜音祭り参加事業です。これも開演は午後2時です。
参加料は3,500円です。

 

1015日(土)には、久良岐能楽講座喜多流・金春流・囃子受講生研鑚会です。
久良岐能舞台で能楽を学ぶ受講生の皆さんによる研鑚会(発表会)で、謡、仕舞、
囃子演奏、舞囃子など、多彩な内容の発表があります。開始は午後1時(予定)、
参加料は無料です。

 

1016()には、久良岐能舞台日本舞踊基礎教室の受講生・終了生による発表会
が開催されます。日本舞踊のお稽古を始めてから1年~5年以上の方まで、熱心な
お稽古の成果が発表されます。講師陣の実演も見ものです。開始は午後2時(予定)
です。参加料は無料です。

 

1022()には、第10回久良岐まつりが2日間にわたって開催されます。
庭園では仮設舞台で地域の子供たちやサークル活動の皆さんの発表が続きます。
また、庭園にはたくさんの屋台ができ、美味しい食べ物が満載です。
能舞台では1022()の午後1時から第1部 童謡とダンスのコンサート、
午後230分から第2部 童謡と日本歌曲コンサートが開催されます。
1部は無料ですが、第2部は参加料 2,000円です。

 

1023()には、狂言の会が開催されます。笑いの芸術として600年の歴史を持つ
日本の無形文化遺産である狂言を鑑賞し、ワークショップで楽しむ会です。
開始は午後2時、参加料は2,000円です。

 

文化の秋が間もなく訪れます。
久良岐能舞台の様々な催し物に是非お出かけ下さい。

 

最後にトラちゃんの近況を・・・

 

変わらず元気です。
良く寝ます。
広い能舞台の敷地内が縄張りです。毎日のように散歩(パトロール?)しています。


 
〈お客様と談笑するトラちゃん 28.8.23
















ご来館の折には是非、トラちゃんとの会話をお楽しみ下さい。 



2016年8月12日金曜日

久良岐の新しいスタッフ?のご紹介


久良岐能舞台の「トラちゃん」をご紹介します。

 

久良岐の支配人です。
永らくご無沙汰をしてしまいました。
ご無沙汰のご挨拶方々、久良岐の新しいスタッフ?をご紹介させて頂きます。

 

茶トラ猫(オス)のトラちゃんです。
今年の3月、敷地内の片隅にやせ細って動けなくなっている若い猫がいました。
カラスどもに囲まれて危険な状態でした。

 

このままでは危ない!ので、急きょ保護し、ごはんをあげつつ様子を見ることに。
1週間くらいで回復に向かい、1月ほどで大分肉がついてきれいになりました。
下の写真はその頃です。





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


能舞台の玄関前付近でご来館の皆様をお迎えやお見送りしていることが多いので、
姿が見えない時などは「トラちゃんは?」と良く聞かれるほど、存在感があります。

 

保護から約5ヶ月。
先日、地元の動物病院で3種混合のワクチン接種と健康状態を見て頂きました。
受診に先立って名前が必要になりました。
正式に命名しました。「久良岐虎の助」です。
正確な年齢は不明ですが、多分、1歳半くらいと思っています。

 

動物病院の先生がおっしゃるには、「とても健康。お利口で家猫のようだ」そうです。

 

このところの猛暑で、毛皮を年中まとっている猫としては、いささか暑気あたり気味ですが、ごはんもカリカリだけではなく、スープ仕立てのお魚などと混ぜてやると良く食べています。

 

下の写真は先週撮影したものです。
体重4.85Kg。



 

 

 

 


4ヶ月前とは比べものにならないくらい、堂々としています。

 

久良岐にご来館の折には是非、ひと声かけて下さい。

〈トラちゃん・・・〉と。

2016年6月20日月曜日

池の浚渫、広場の盛土ご苦労様でした!(ハプニングも有り!)










皆様 ご無沙汰しております。久良岐の山男です。昨年10月に「久良岐まつり」の報告を書いて以来です。数日前に元「猫娘」さん(昨年退職されました)から電話あった際「ブログ」の更新が長くされてないことを指摘されました。そのせいでもないですが、本日は夜勤で少し時間があるので久し振りに書いてみることといたします。能楽講座風景などが良いと思うのですが、写真等の準備不足で、先日2日間に亘り実施された庭園内の池の浚渫ほかについて簡単に報告させて頂きます。






水中ポンプの設置






能舞台の庭園には建物の周りに「上の池」、「中の池」、入口門の横に「下の池」と3つの池が配置されています。この池は敷地内の雨水排水の調整池の機能を持っており、大雨、台風等の際敷地内に溜まる水が一度に溢れ出ないように、それぞれの池に一旦水を貯めて、徐々に敷地外に排水する役割を果たすようになっています。(敷地内自然浸透、側溝から直接敷地外排水以外はこの池に貯まる)
この能舞台の敷地は約8,000坪の面積を有し高低差も数十メートルあることから(一面樹木が群生している)、土砂と落ち葉が毎日池に流入堆積し、時間の経過でヘドロ状態となり水深が浅くなることが日常常に起こっています。(その結果調整池の機能が果たせない状態でまた生物にも非常に悪い環境になっている) 「上の池」「下の池」は市南部公園緑地事務所が年1、2回浚渫して、かろうじて池の機能を保ってくれていますが、一番面積のある「中の池」(いびつな形ですが100㎡程度はある)はここ5年半の間浚渫が行われてなくて、水深も20cmあるかないかの状態で池の生物(鯉11匹、メダカ?匹、ザリガニ?匹)も青息吐息の状態で生命の営みを続けている状態となっていました。(堆積土の厚さは我々の日常計測で約50cm位であった。また夏になるとここ数年はアオコが一面に発生していました。)

堆積土のすくい作業


2トン車にて運搬


堆積土の厚さ






この「中の池」の浚渫が今回市の予算がつき6月9、10日の2日間(8日に準備で池の水抜きあり)で行われました。内容は池の水を水中ポンプで除去し、堆積土をスコップで掘り出して50mほど離れた(運搬距離)広場に運び盛土するというものです。(広場は既存の盛土が雨水等で広範囲に流れ出しており地盤が下がった状態になっている。樹木の根っこがむき出しになっている)

初日は作業員の方6名と車3台で池の水抜き完了後、ヘドロ状態の堆積土をスコップでバケツに入れ広場へと運んで捨てて敷き均し(盛土)する作業が終日続きました。作業監督がある場所で堆積土の厚さを計測すると約55cmでした。(機械等が搬入困難なため殆どが手作業での厳しい仕事です。途中でバケツを運搬するのを止め2トントラックに堆積土を直接積み込み、広場に直接捨てて、盛土して作業効率を上げていました。(それでも堆積土を池から掘り出し、盛土を敷き均すのは100%手作業です)
池の生物(鯉)


盛土、敷き均し










                



















その日は、干上がった「中の池」に僅かに地下水を循環させて、生き物(鯉11匹)が呼吸できるようにして終わったのですが、その夜から2日目の朝にかけハプニングが起こりました。翌朝来てみると、池に4匹の鯉の死骸が浮いており2匹が生きてあと5匹が見当たりません。カラスの仕業かと皆一瞬思ったのですが、死骸に噛み跡があり行方不明の数が多いのでおかしいと思いきや、干上がった池の底の土に小動物の足跡があったことから、アライグマのせいではという結論になりました。(職員の何名かはこれまでも夜アライグマさんと遭遇しています。)生き残った鯉2匹は網ですくい「下の池」に放流しました。(死んだ鯉9匹は10年近く生き体長30cm位になっていたと思われ可哀そうなことをしました。)
2日目も作業員7名と車3台で同様の作業が終日続きました。作業監督に聞くと平均45cm程度堆積土を掘ったとのこと。(計算すると45㎥位となります。水分を含んでいるので乾燥すると盛土した量はその50~60%位ではないかと思われます。2か月程度乾燥させると自然の土として馴染んでいくとのこと)
2日間の作業も無事終わり、水をたたえた環境の良い池に返りました。作業の方々、公園事務所の方々どうもありがとうございました!



浚渫完了風景(平均45cm?)



浚渫後注水した中の池


















盛土ほぼ完了












                                                              以上、「中の池」の浚渫と広場の盛土作業についての報告でした。能舞台の庭園では今月末頃まで紫陽花がもう少し見れると思いますので、皆様足をお運びください。 では本日はこれにて失礼いたします。