2015年12月2日水曜日

久良岐の紅葉だより

皆さま、はじめまして!
6月22日より久良岐でお仕事に従事しております新人S子です。
どうぞ宜しくお願い致します。今日は初めてのブログとあって多少
ドキドキ気味ですが久良岐の紅葉状況をご案内させて頂きますね。





                               








今年は晩秋になっても紅葉が遅れていて自慢の紅葉や楓が青葉のままで
部分的にしか色づいてませんでした。
専門家の指摘では平年の11月に比べ3度気温が高く晴天日も少なかった為
各地で紅葉が遅れていたとの事です。
でもここ数日の寒さが効いてやっと紅葉が一気に進みましたね。
久良岐の庭園も今は紅や黄色、オレンジと鮮やかな色に染まり愛でる時期到来です!!!


*12月6日、午後2時より「狂言と能の魅力を知る会」

狂言  那須之語(なすのかたり) 善竹大二郎
独吟  高砂
舞囃子(装束付) 猩々        谷本健吾 
    解説とお話                       村   尚也  ほか

が演能されます。

是非ご来場お待ちしております。          

2015年11月3日火曜日

今年の久良岐まつり報告!

皆様 ご無沙汰しております。久良岐の山男です。昨年の今頃久良岐まつりの報告を書いて以来です。猫娘さんが数か月前にブログを更新してから、新規配信がなかったので、本日(11/1)夜勤で少し時間があるので、皆様に報告をしてみようと思い書いています。

今年はプレイベントが10月17日(土)と18日(日)、本イベントが24日(土)と25日(日)の4日間でいずれも晴天のもとに行われました。17日は,日本舞踊講座受講生の発表会で12名の講座受講生(OB含む)が講師7名と共に日頃の稽古の成果である12曲を華やかに披露されました。(また講師方々・テレビでもお馴染みの村尚也先生をはじめ全員が先の12曲以外にプロの模範演技を披露されました。)



























                                                            18日は能楽講座研鑚会として当舞台での受講生、OB、講師の方々のお弟子さん達も含め61名の人が謡、仕舞、囃子にて日頃の稽古の成果発表を行いました。(講師の方をはじめプロの能楽師、囃子方の先生方10名に応援して頂きました。) 特に四拍子(能楽に用いられる笛、小鼓、大鼓、太鼓の4種の楽器の総称)の演奏にて受講生が仕舞を舞う等、この数年間の講座の集大成とも思われる演目が続き、なかなか見応えのあるものとなっていました。そして山男もその中の一人として出演いたしました。(貼り付け写真の中にいるかもしれません?) *このような催しが無料で見れるなんて、最高ですよ!皆様来年は是非プレイベントにもお出掛け下さい。

 

 

また本イベントは、毎年恒例の野外舞台(岡村西部連合自治会の方設営・・プロ顔負けの出来栄え)にて2日間、近隣小学、中学校の合唱、ブラスバンド演奏を始め、岡村囃子、阿波踊りなど大人の方も普段鍛えた芸を披露しました。また模擬店も6店舗が出店し大勢の観客で賑わっていました。


野外舞台設営風景
             ブラスバンド演奏               
阿波おどり(吉野連)
能舞台では24日に横浜童謡協会の「童謡コンサート」(入場無料)が開催され98人の観客がソプラノ3名、テノール1名、伴奏2名の出演者の美声、名演奏に酔いしれていました。(曲は故郷、浜辺の歌、宵待ち草、荒城の月ほか) アンコールでの観客と一緒の合唱も良い雰囲気でした。
25日は「二胡と揚琴のコンサート」(有料)公演があり約100名の入場者が、中国の二胡と揚琴の醸し出す独特の音色に耳を傾けました。(シュウミンさん・・二胡奏者 李セイさん・・揚琴奏者の卓抜した技術が見事でした)

童謡コンサート


今年もはんにゃん登場
二胡と揚琴コンサート
以上今年の久良岐まつりの報告を簡単にさせて頂きました。
今年で9回目を迎えこの地域の秋のイベントとして、完全に定着した感があります。スタッフ一同
今後も地域の皆さんと協働して、もっともっと盛り上げていく所存です。

久良岐能舞台もこれから、秋たけなわに入り冬を迎えます。11月末から12月初めは紅葉が綺麗な見頃を迎えると思います。(磯子区の隠れた紅葉名所に登録されています。)             また12月6日(日)には「狂言と能の魅力を知る会」(有料)の公演もありますので、皆様是非久良岐に足をお運び下さい。スタッフ一同お待ちしております。

                                                         以上


2015年6月18日木曜日

verde, lumină și briză

(文字化けしてるかもしれませんが...)
今回のタイトルはルーマニア語の「緑、光、そして風」と言う意味です。


またまた猫です。

泣き出しそうな空の土曜日を越えて気持ちの良い光が久良岐の緑の中を駆けた6月7日(日)、「岩田英憲パンフルートコンサート」(演奏:岩田英憲-Pan Flute-、松本真昭-Syn-)を開催させて頂きました。
ご来場くださった皆様、お楽しみ頂けましたでしょうか?

久良岐の庭を駆ける初夏の風の歌を感じて頂きたくて開催したこの企画、皆様の心と身体にはどんな風の歌が聞えましたでしょうか?


皆さまから頂いたアンケートの中で目立ったのが
「初めて生のパンフルートに触れました。」
「パンフルートのファンになりました。」
と言うご意見。企画者としてはもう「よっしゃぁ!!」です。

「聴く」だけならCDだけで良いかもしれません。
でも、何故、人は舞台でLiveを求めるのか?そんな事に想いを馳せるた時、人は本能的に全身で音楽を感じる快感を求める生き物なのではないか?そんな風に思う時があります。
今回のこの公演が皆さまの本能を楽しませる事が出来たなら、やった甲斐がありました。
皆さま、本当に有難うございました。

最後に少しだけご挨拶をさせてください。
能舞台で「らしくない事をする」をモットーに約2年間久良岐で暴れさせて頂きました猫娘でございますが、今月をもちまして久良岐能舞台担当を卒業する事になりました。
在任中の数々の奇行、珍行を笑って許してくださった皆様、本当にありがとうございました。
と言っても、会社を辞めるわけではなく、会社の異動に伴うものなので、この先もこの世界のどこか端っこでごそごそする予定です。見かけましたら、遠慮なくお声掛け頂ければと思います。

風の歌、まだ聞えてますか?

猫娘でした~♪
皆さま、お元気で。
そして、これからも久良岐能舞台を宜しくお願い致します。

(久良岐の猫娘)

2015年5月15日金曜日

風の歌を聴きにいらっしゃいませんか?

毎日どころか今日は3連続投稿です。
と言う訳でまたまた猫娘です。

皆さんはパンフルートと言う楽器をご存知ですか?
丁度、木琴の下のパイプの部分を切り取って手で持てるくらいにコンパクトにしたルーマニアの民族楽器です。

パンフルート


その起源は古く、古代ギリシア時代迄遡り、その名の起源はギリシア神話に登場する牧神パンに由来します。(パンと彼が愛した妖精シュリンクスの物語についてはリンクをご参照ください。今は竹が使われる事が多いのですが、もともとのパンフルートは葦笛でした。)

久良岐能舞台では来月7日にそんなパンフルートのコンサートを開催致します。
演奏は日本で初めてにして唯一のパンフルート奏者の岩田英憲さん。伴奏はジャンルを超えて幅広く活躍されている松本真昭さん。

岩田英憲 氏

松本真昭 氏


そよ風が心地良い初夏の久良岐にピッタリな演奏を是非、お楽しみください。

☆★☆★
 
「岩田英憲パンフルートコンサート」
 
 
日時:2015年6月7日(日) 13:30開場 14:00開演
 
出演:岩田英憲(パンフルート) 松本真昭(ピアノ・シンセサイザー)
 
曲目:NHK木曜時代劇「風の峠~銀漢の賦~」より「テーマ」(小六禮次郎 曲)
    野の花は風とうたう(榊原栄 曲)
    ミュージカル「ミスサイゴン」より「わが心の夢」(シェーンベルク 曲)
    彼方の光(村松崇継 曲)
    NHK「新日本探訪」より「テーマ」(渡辺俊幸 曲)  他
※曲目は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承願います※
 
チケット:全席自由 3,000円(保護者同伴の中学生以下無料)
 
お申込み・お問合せ:久良岐能舞台 045-761-3854(10:00~17:00) 
※ホームページからなら24時間いつでもお好きな時にお申込み頂けます※
 
 
 
 
 
パンフルートの音、一足お先に聴いてみませんか?
NHK「新日本探訪」より「テーマ」  https://www.youtube.com/watch?v=xp7E8xE0J6E
 
(久良岐の猫娘)

携帯から花頭窓を見る方法

久々の毎日投稿。
猫です。

この事はもっと早くにご案内すれば良かったのですが、こういう機会ですので、ここでご紹介。

このブログ、ほとんどの方がPCやスマホからご覧になられているようですが、実は携帯電話(フィーチャーフォン)からもご覧頂けるってご存知でしたでしょうか?

今日は、そんな「携帯から読みたい」派の皆様へ携帯から久良岐スタッフブログ「花頭窓」をご覧いただく方法をご紹介させて頂きます。(一部機種からはご利用頂けない場合もございますので、その際はご了承願います。)

①(お使いの携帯電話で) Google Mobile Proxy にアクセス

②「URLを入力」と書かれた欄に http://kuraki-noh.blogspot.jp/ と入力

③「送信」をクリック

簡単3ステップ。
宜しければ、是非、お試しくださいませ。

(久良岐の猫娘)

2015年5月14日木曜日

久良岐能舞台日本舞踊・能楽講座平成27年度生募集中です

お久しぶりです。
久良岐の猫娘です。

今年も無事日本舞踊基礎講座と能楽講座(謡・仕舞・囃子)の説明会兼ワークショップを終える事が出来ました。
沢山のご来場、皆様、ありがとうございました。



と言う訳で、今年も受講生募集を開始しております。
最初は「出来るかな?どうかな?でも気になるな。」位の気持ちで大丈夫です。見学だけでもと思われている方も大歓迎。(見学ご希望の方は久良岐能舞台事務室<045-761-3854>までお気軽にお問合せください。)
一度、久良岐の教室にお運びくださいませ。

クラスは全部で大きく分けて3つ。下記のような構成になっております。

---日本舞踊基礎講座---(講師:おどりの空間)
超流派の舞踊家集団「おどりの空間」のメンバーが毎回2~4名のチームで皆さまに日本舞踊の楽しさや日本文化ついてのお話をさせて頂いております。(原則月4回/受講料2,600円/回)

---謡・仕舞講座---(講師:下記参照)
能の仕舞(おどり)と謡(声楽)を学ぶクラスです。
現在、能楽の世界には5つの流派がありますが、久良岐能舞台では将来を嘱望されている若手能楽師と共にこの内4つの流派の講座を開講しております。
謡と仕舞の両方の受講が必須と言う訳ではございませんので、謡だけ、仕舞だけの受講も可能です。(途中変更可)(原則月3回/受講料2,600円/回<1>・5,200円/回<2>)(初心者クラスと経験者クラスがございますので、ご希望がございましたら、お気軽にお問合せくださいませ。)

  講師:喜多流講座・・・内田成信
       金春流講座・・・山井綱雄 / 村岡聖美
       宝生流講座・・・和久荘太郎
       観世流講座・・・谷本健吾

---囃子入門講座---(講師:下記参照)
能では笛(能管)小鼓大鼓太鼓の4種類の楽器(「お道具」と呼びます。)が演奏されます。その楽器を総合的に学びながら、最終的にはアンサンブルを楽しめるようになる事を目標に開講されるのが久良岐の囃子入門です。
前期(7~10月)では4人の講師が当番制でその専門とする楽器の世界をご紹介します。その後、研鑽会(発表会)を挟んで後期(11月~3月)では前期で触れてみて継続したいと思われた楽器の専門クラスに分かれての稽古を行います。(複数の楽器を専攻する事も可能です。)(原則月2~4回/受講料3,100円/回)
  
   講師:笛(能管)・・・栗林祐輔 (森田流)
        小鼓 ・・・岡本はる奈 (観世流/国立能楽堂第八期能楽研修修了)
        大鼓・・・大倉栄太郎 (大倉流)
        太鼓・・・大川典良 (金春流)

お申込みは下記の方法がございます。

①直接久良岐能舞台に来館・・・事務室でお手続きをお願いします。

②久良岐能舞台事務室に電話・・・久良岐能舞台事務室(045-761-3854)へお電話ください。

③WEB申込・・・久良岐能舞台HP内にあるお申込みサイトで講座説明資料をお読み頂いた後、お申込み用紙をご記入いただき、メールまたはFAX(045-754-4050)にてお申込みください。

皆さまのご参加、講師、職員一同、心よりお待ち申し上げております。

(久良岐の猫娘)
 
 
※平成27年度開講予定でした観世流謡・仕舞講座及び囃子入門講座は事情により開講を見送る事となりました。受講を検討されていた方々には大変申し訳ございませんが、ご理解の程、宜しくお願い致します。(H27年6月4日 猫娘追記)

2015年4月25日土曜日

素晴らしい新緑です


緑あふれる庭園です。散策にお出かけください。









   
         5月6日(水) 午後2時より  能楽ワークショップ  開催されます

               ( 喜多流 ・観世流 ・ 金春流 ・宝生流 )

          謡 ・・・   八島   熊野    松風     氷室

          仕舞・・・  羽衣   敦盛    胡蝶     鞍馬天狗

                内田成信  谷本健吾   山井綱雄   和久荘太郎


  ・仕舞体験コーナー で「高砂」 を

  ・能楽囃子の解説と居囃子 「西王母」 と囃子体験コーナー


             みなさまのご来館を心よりお待ちしております

  
( 久良岐の二代目母さんより )

2015年4月20日月曜日

ワークショップその1



昨日19日(日)に「日本舞踊 入門ワークショップ」が開催されました。

天候不順の中たくさんの方が来場され村尚也主宰「おどりの空間」が場を盛り上げ

、能舞台は「歓喜と笑いで」溢れました。

※「おどりの空間」の関係者、そして舞台案内・撤収の手伝いをしてくれたサポートスタッフ様、

ありがとうございます!

☆今回の撮影はサポートスタッフ。

村尚也 主任講師。 久良岐能舞台の「顔」。

昼・夜クラスそして今月から「日舞教室」をスタート。

村先生のトークは駆引きが絶妙。必見です。
「あやめ浴衣」(長唄)の一部。端午の節句の風物詩。
「着物」と「演者」に「うっとり」します。
「京の四季」(長唄)の一部。
京都で舞子さんがお座敷で舞う代表的な曲で­す。
「吉野山の忠信の物語」(千本桜。)

「平家の赤旗・・・くがに白旗~!」 ※「ばった」の音が能舞台に響きます。

歌舞伎では「衣服の早着替え」も見所です。
「藤娘の口説き」、男と女の・・・物語。
最後は「ワークショップ」で締めました。
   尚、「日本舞踊の基礎講座」(昼・夜クラス)が6月に開講します。 

詳細等は「久良岐能舞台」または「おどりの空間」にお問合せ願います。

by おーちゃん

2015年4月2日木曜日

新たなステージへ。



 先月の28日(土)に「平成26年度 日本舞踊修了発表会」が行われ、

昼クラス3人
小曲 「青柳・正調博多節」
 長唄 「舞妓」
夜クラス7人
常盤津 「老松」
長唄 「雨の五郎」
 を披露されました。

※撮影は「うたいおじさん」と「くらきの二代目母さん」。


尚、現在の昼クラスは今月から「二年目の受講生」

夜クラスは二年間受講された方は「卒業」となり、「個人稽古」に移行します。

一部の方は「二年目の受講生」となります。

夜クラス卒業生の修了証
昼・夜・講師陣の「オールキャスト」
                                                  
皆さんお疲れさまでした。
☆4/19(土)に「日舞ワークショップ」が開催されます。

13時30分開場、14時開演。入場無料です!!

スタッフ一同、皆様のお越しをお待ちしています。
by おーちゃん



2015年3月27日金曜日

4/19能楽ワークショップについて

こんばんは。
猫です。

4/19に予定しております日本舞踊入門ワークショップですが、おひとり様1,500円だったところ、諸般の事情(と書いて、「館長の太っ腹」と読んでください。)により、

無 料

で開催させていただくことになりました。
事前申込や整理券の確保も不要です。


日本舞踊、ちょっとつまみ食いしてみませんか?
この機会にぜひ、日本舞踊の楽しさを感じてみてください。

ご来場、お待ちしております。

(久良岐の猫娘)


2015年3月19日木曜日

先日の自主事業。



今回で7回目を迎えた「大蔵流宗家の狂言」。

 たくさんの来場者が能舞台にお越しいただきありがとうございました。

※前日・当日の舞台設営と後片付けに協力していただいたスタッフ。

大蔵流関係者の方々お疲れさまでした。

ほんの一部ですが画像で紹介します。


はじめに。大蔵千太郎師のご挨拶と注意事項等の説明。

「狂言」を楽しく「見る。」「感じる。」「笑う。」


「以呂波」
(いろは)の一場面。(親と子の問答。)
※和泉流では「伊呂波」と表記。

親から子、子から孫へ。「伝統芸能の継承」が伺えます。
「次世代のスター」が演じています。


「寝音曲」(ねおんぎょく)の一場面。
狂言はよく「お酒」に纏わる話が登場します。


「居杭」(いくい)の一場面。※和泉流では「井杭」と表記。
左から「算引き」(占い師)、「居杭」、「亭主」。
「隠れ頭巾」を被った居杭は「透明人間」となります。それから・・・。


小舞
「光」。を披露される大蔵彌太郎師。


最後のご挨拶。


兼ねて「狂言ワークショップ」の一場面。(オールキャスト)
狂言の「発声方法」・「笑い方」・「表現」等のレクチャーを受けました。
  ☆宣伝。5/30(土)「大蔵流五家狂言会」  場所:渋谷セルリアンタワー能楽堂
          
一部11時30分・二部15時30分 開演 です。

お問合せは「大蔵流五家狂言会事務局」まで。 TEL: 050-7102-2133


              次回の自主事業は4/19(日)「日本舞踊 入門ワークショップ」 14時開演です。

      皆さんのお越しをお待ちしております。

by おーちゃん