本物の装束はあまりにも凄く別世界のものです。それを使うわけには参りません!
じゃ〜お古は...そんなに簡単にあるものじゃない!そこで、新富町の舞台衣装に行き
相談して一着(長絹)はありました。もう一着は欲しいのですが天下の衣装屋さんでも
都合の良いのはありません!困った〜まがい物(笑)を探しているのですが安い感じでは
意味がありません。所蔵の本物の狩衣を京都の専門店に送りそのレプリカを織って頂きました。
その出来栄えはさすが京都...素晴らしい出来栄えです!予算も素晴らしい!(笑)
それを見て、一言...“なんちゃって”という言葉が出てきました。
そうです、これは“なんちゃって”装束なんです!
大口も赤と紺の2着、準備に一年かかりました。
能を知るきっかけになれば、海外の人にも久良岐能舞台を知っていただければ...
との思いです。
能楽師の先生にレクチャーを受けております |
狩衣 |
狩衣と長絹 |